希望の糸 東野圭吾
東野圭吾にはまった
「Xの献身」が大好きだった
家族の話 涙なくては読めない話
そういうのに弱い
そんなわけでこれも読んでみた
こういった本や映画を見る時
ついついヒーローや犯人捜しを期待してしまう自分がいる
でもこれは犯人捜しとは別のところに話の本筋がある
意外に簡単に犯人は捕まるし
犯人逮捕にミステリーはない
私が1回目に読んだとき、違和感を感じたのは
※ネタばれあります
多由子が「子供ができた」というところ
なんていうか、読んだ後、とってつけたような気がして「これ必要だった?」と思った
なんか多由子の全体のバランスが崩れたような気がした
ま、2回目に読んだときは、そうやって確認したかったんだろうな~
とは思ったけど
なんかダメ押しみたいな感じがしたよ
なんにせよ、この多由子の生い立ちってのが途中で展開するんだけど
この人だけで別に本書いたらよかったんじゃないかと思うくらいの
内容だった
同じ女だから余計そう思ったんかな
多由子に助演女優賞あげたい(わけわからん)
だから、二時間サスペンスで犯人が崖の上で自供するシーンで
その理由が聞きたくて、またそれなら仕方ないねと
思いたい私には
殺人とは別のところにある謎も
それを追う刑事さんの出生の秘密にある謎も
どちらかというと
あ~そうなんだ~
という感覚でした
題名にある作者の思いもね
うまく受け取れなかったよ
だめだね
二時間サスペンスで育った私は単純で
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