辞めるまですごい揺れた
辞めるまで長いこと考えたと言った
まるで交際相手にDVをされてる女の人みたいに
~痛い目にあわされては、「ほんとは優しい人なの」って言ってまたその男のところへいく~
「辞める」と「続ける」の間を、何かあるたびに揺れ動く自分をそんな風に思ったりした
私にとって「優しい」とは条件が揃っていたことだ
週休二日とか賞与がある、安定しているとか、退職金があるとか、職種とか
そういったものが、私を引き留めた
私もこの歳だ
もう定年が見えてきている
何も持っていない私は、今もこの先も、自分の稼ぎのみで食っていかなくちゃいけない
その気持ちが私に「別れ」をとどまらせてた
泣きまくって「辞める」って決めた翌日
頭のなかで、辞めるリスクと辞めないリスクの足し算やら引き算をして
やっぱり我慢すればいいんだって
だって、こんなに条件がいいところはそう簡単には手に入らないんだから
って決心したその時は自分でも本当にそれがいいような気がして
会社に行き続けた
いくら周りが「そんな男とは別れたほうがいい」って言っても、
男(会社)のいない世界に飛び込む勇気がなかった
今でもわからない
どんなに惨めな気持ちになっても、安定した会社にぐっと我慢してあと何年もいたほうが良かったのかどうか
どちらが良かったのか
それは、今後の私自身が答えを見つけるしかないと思うけど
長い時間がかかるだろうと思う
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