へっぴり腰で門をくぐる
介護の登竜門、「初任者研修」を通信教育で受講することにした
きっと、学校側はそんなこと覚えてないだろうけど、やっぱり以前挫折した学校は
恥ずかしいから別の学校にした
通信での学習と1ケ月の通学
送られてきた教科書の分厚さと電車に乗って1ケ月間の通学
まったく自信がなかった
通学が始まる前にレポートを終わらせておくことが理想的らしく
必死でレポートを終わらせた
昔の記憶の介護から考えると、かなり心理面や、認知症への対応などが科学的に進歩している気がした
会社を逃げるように退職した後だから、メンタルはメッチャやられてて
へっぴり腰で学校まで行った
総人数は15人くらいだったと思う
若い人が多かったことに少し驚いた
もうすでに介護施設で働いている人で、施設の指示で受講しにきている人
初めて介護の職に就く人
私のような転職組も若い人が多くいた
これは、後々痛い目をみるんだけど、介護はきつくてつらいから若い人が少ない
という考え方はまったく時代遅れだってこと
なかには、住み込みで中卒で介護の施設に就職したばかりの若者もいた
ついこの間まで、お年寄りのお世話をする気なんて全くなくて、やっとこの頃、
人の役に立つ自分になりたいと考えるようになれた自分にとって
こんなに若いうちから人に尽くすことができる彼らにすごく感心した
へっぴり腰は自信喪失しているから、誰とも口をきけず、休み時間は本を読み
久しぶりの座学にひたすら眠気と闘いヒリヒリしながらなんとか数日を過ごした。
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