ガス自殺

以前書いたバラのアーチの一軒家に住んでいた時

(もちろん借家だったと思う)

二階の部屋にもう昼間だっていうのに

わざわざ布団を二人分ひいて父と並行で寝たことがある

と、思うってことは

日頃は別々の部屋で寝てたんじゃないかな

 

なんで一度起きてるのにわざわざ布団引きなおして

二人で寝たふりしなくちゃいけないんだって思ったのを覚えてる

だって起きちゃったから寝られないよね

だから寝ようと言われても目をつぶって寝たふりを

しばらくしてた

少したったらおやじが起きて

「お父さんがガス自殺しようとしてる、て言いにいきなさい」って

私に言った

あぁ、そういうことだったんかと納得した

で、死ぬことできないから

(語弊がある、何かの不具合で死ぬことができないのではなくて

死ぬ気がそもそもないんだ)

わざわざ子供にそうやって助けに行かせるんだ

と子供ながらに思った

その後の記憶はろくすぽない

ただ私は正直に近所の人に伝えに行った気がする

でなんだか騒ぎになったようなならないような

 

そもそもほんとにガスで死ねたんだろうか

だって都市ガスは死ねないよね

それに私はガス臭かった思い出もない

ただただ、この人は子供をだしにつかうんだな、ってほんと思ったことだ

あの時の親父の年齢は34くらいか

若かったんだな~

それにしたって子供っぽいな~

家族

Posted by ぷー子